裏風俗ぶらり旅 | 市原　千葉県

市原緑地運動公園
（画像：ウィキペディアより）

要はケンドーである。とは言っても「ケンドー・コバヤシではない」　なんちゃって、冒頭から下らないオヤジギャグを一発かますつもりはありません。でも書いてしまったのは、ほんの出来心です。悪しからずご免！

千葉県はケンドー＝県道が遊びの狙い目である。特に、その昔の上総の国と呼ばれた市原とか袖ヶ浦とか東金とか。はたまた隣の茨城県の鹿島や神栖（かみす）など、かつての常陸の国の南部の町や村には二十年以上も前からビックリするようなプレイ・スポットが身をひそめるようにして存在し続けているのだ。

これら上総や常陸の南部には縦横無尽に田んぼの中を県道が走っている。そして、所々に道路に面して一軒家の店が在ったり、物置然としたプレハブ建築が建っていたりする。これらすべてが記者の求めるフーゾク店でないことは自明のこと。 　ただそのなかに店先の看板に「エステ」とか「ヘルス」とか「サウナ」とか、店名も書かずに素っ気無く片仮名で業種だけを掲げているところがある。これが記者の狙うスポットなのだ。

市原市
（画像：ウィキペディアより）

たとえば成田空港のスグ近くにあったのが記者たちが「そば屋」と呼んでいた曖昧宿。一階は普通の蕎麦屋なのだが、二階には東南アジア系の女の子が十人以上もいて。蕎麦屋のオヤジに頼むとすべてＯＫで二階の女の子をあてがってくれた。それ故にゴルフの行き帰り、海外取材の途中にちょいと立ち寄ってはスッキリ遊んだものである。これはもう、その後話題になって客を多く集めていたけれど、いつの間にか消えてしまった。

それ以外にも小さな体育館ほどのスペースをカーテンで仕切ったサウナが神栖には在った。なかの一部屋一部屋で本●をやらせてくれる店で、いわゆる健康サウナと差別して単なるサウナと名乗っていた。

そこにＫ察の手入れがある時には一気に遮蔽カーテンを引き開けて。体育館並みの空間にベッドと湯船だけがズラリと並ぶ空間が現れる。実に壮観であった。少しヘンだけど健康サウナともとれなくはない。とてもフーゾクの景色ではないのは確かだ。

話は本題の市原へ。というようにこの辺りの県道には注目するべきものがある。つい先日も、房総半島へのドライブの帰り道、館山自動車道を姉ヶ崎袖ヶ浦インターで下りて何となく県道を走っていたら在ったのですよ！

狭くて小汚い（失礼）プレハブ住宅が。その店先には無愛想な「エステ」とだけ書かれている看板があった。これに記者の鼻がピクピクと反応してスケベ・スイッチが一気に入った。

改めて断ることもなく上総、常陸の南部地域には現在も何軒もこの手の店があるのだ。このエステだけではない！念のため。だから車を走らせていて、どことなく怪しい雰囲気の漂う建物を見かけたら、停車して内部をそれとなく観察してみませう。さらにはピンポーンとドアチャイムをプッシュしてみることも大切だ。ともすると、そこがアナタを桃源郷へと誘い込む秘密の扉だったりしてネ。

それで、今回もチンポ〜ンとチャイムを押してみるとドアが内側から開いてネクタイを締めた若者が出てきた。「遊べるのかな」いきなり聞いてみる。面倒な手続きは要らない。ここでダメなら相手が断ってくるはずだ。それが「はい、いらっしゃい。遊べますよ」との返事が返ってきた。

首を伸ばして建物の内側を覗いてみる。広くもない室内は、三つほどの個室にパーテイションで仕切られていた。その手前には人三人が座れるように丸イスが置いてあって待合室のこころ。それに座るまでもなく若者がポラロイドに写った女の子二人ほどの顔写真を見せてくれた。ピンの甘い、はっきりしない顔写真である。

そのうちの一人を選んでおいて「ところでいくらなの」と聞いてみると、「はい、うちは一時間で１万２０００円です」とのこと。

県道筋のこの手の店は、たいていが一時間単位で、料金が１万円ちょいとである。

もしイチゴー（１万５０００円）ぐらいを請求されたらフっかけられたと思って値切り交渉をするべきだろう。参考まで。

大一枚と小二枚の料金を若者に渡すと、奥にある個室に案内された。そこで待っていると、それなりに若くて可愛い東南アジア系の女の子がブラウス姿でやってきた。彼女に背中を押されるようにして部屋の片隅にあるシャワーを浴びて、ベッドにゴロリ。

間を置くこともなく彼女はスルリとスッポンポンの素っ裸になると記者に身体を絡めてきた。でもってペロリペロリと、こちらの全身を舐めまくってくれてからガッターイ。エステも何もありません。でも、これのほうがストレートでＥ！

マゴチの天麩羅

てなわけで思わぬエッチに遭遇した房総ドライブ。これが千葉県のケンドー遊び。にしても運転中に発見する遊びなので今回は、食べて飲んでの紹介はなし。あえて付け加えれば上総湊の近くの海岸際にある「ニコニコドライブイン」は魚が滅茶美味だ。ここのマゴチの天婦羅と刺身は旨いよ。