トップ > 裏風俗ぶらり旅 > 芦原温泉(福井県)

裏風俗ぶらり旅 Twitterでつぶやく 印刷する

裏風俗ぶらり旅

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

52.芦原温泉(福井県)

北陸路・片山津の一発屋の話 ついでにあたりを見回してみると… 
”

福井・石川の間の北陸自動車道はそれなりに胸弾むスケベ街道なのだ

甲府市
九頭竜川
(画像:ウィキペディアより)

日本海に沿って走る北陸自動車道は、何かにつけイロイロと楽しい高速道路である。福井県の東のはずれを流れる九頭竜川の河口近くの芦原温泉(あわらおんせん)から、福井・石川との県境を越えて片山津、山代、山中、粟津と加賀温泉郷が続いている。その先には小松の自衛隊基地があって、さらに金沢の市街が待っている。

と地名を羅列してみてもスケベに興味のない人にはピンと来ないだろうが。実はこれが北の海に臨む長くて素敵なピンクのエッチロードなのである。なかでも芦原を含めての加賀温泉郷は戦後国内で最も発展した歓楽温泉街ともいえる土地柄であって。最近は、そうでもなくなったが夏が過ぎて秋を迎える頃ともなると、それぞれの町の人口が4〜5割も増殖するのである。このことは後で触れることに。

そして金沢の町のなかには、これまた一世を風靡した石坂(イッサカと地元では言う)のチョンの間街がある。こちらのエロさといったら、お姐さん達の強引な客引きぶりと相俟って(あいまって)その過激なサービスで知る人ぞ知るアナ場なのだ。そして現在もなのか、現在になってもなのか、この頃再び夜陰(やいん)に乗じて街のなかを蠢(うごめ)きまわる妖しげな女性の姿が増えているようである。

そしてさらにさらに、北陸自動車道の各インター付近にあるモーテルやラブホ、特に片山津インターを仕事場とするギャルたちの跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)ぶりたるや、この十数年以上にわたってこれはこれで話題になっているのだ。

御当地のデリヘルは一度遊んでみる価値あり

芦原温泉
芦原温泉
(画像:ウィキペディアより)

そこで、ちょっと横道へ。高速道路のインター付近のホテルに来てくれるデリヘル嬢の皆さんはともかくグレードが高い。というのも高速沿いの金沢には約150軒、富山には100軒、福井にも50軒以上ものデリヘルが犇めいており、生き残りをかけたサバイバル戦争には激しいものがある。

結果、お嬢の質は弥が上(イヤガウエと読みませう)にも高くなる。それだけでなく、金沢から片山津まで出張で来るには時間も高速料金もガソリン代も掛かるわけで。そこでもし客にキャンセルを食らったら、別の子を再派遣するための経費は半端でない負担となる。そのリスクを避けるため遠出の出張用のギャルには殊更の子を出してくるのだ。

参考までに、この辺のプレイ料金は40分1万2000円前後から60分1万5000円とかなり幅があるようだ。とは言っても、これだけで帰っていく人は少ないだろう。プラス1万円から2万円ぐらいは必要だ。こちらはギャルと楽しく交渉する前にジックリと交渉して決めておこう!

温泉郷が発端の名物「一発屋」とは

ところで話は加賀温泉郷の片山津である。この町は季節によって人口がその都度変化する。その理由は、町の労働者数に関係しているのだ。簡単に言えば秋から冬への行楽、宴会のシーズンともなるとそれをアテ込んで芸者、酌婦、コンパニオン、仲居というフーゾク系の働き手である女性労働者の皆さんが大挙して押し寄せてくる

もちろんこの女性たちの中には御当地発祥の「一発屋」労働者群も当然のこと含まれている。この一発屋、そもそもの発端は地元にある既に潰れてしまった旅館や従業員用のアパートなどの再利用から始まった。

建物はあるのに住み手も利用者もいない。「果たして如何したものか」とあって知恵者が考えた。
しからば、空いてる部屋に女の子を置いて客を引っ張ってくれば良い!の発想なのである。そして生まれたのが片山津、山代名物の一発屋だ。ストレートなネーミングも功を奏して、アッという間に御当地の歓楽フーゾクの目玉商品になってしまった。今や、どんなに景気が悪くなろうと一発屋の人気だけは不動である。

この娼売が受けるワケ

片山津温泉
片山津温泉
(画像:ウィキペディアより)

一発屋の人気の秘訣は、すべてが面倒臭くなくて済むところ。実にコンビーニエンスなのだ。話さえ付いていれば、頃合いを見計らって宿の前までお迎えの車が来てくれる。それに乗りさえすれば目的地まで一足飛び。後は入口で、料金をスタッフに払い、ついでにその際好みのタイプを耳打ちしておけば、それなりの子を付けてくれることもある。

これでもって遊びの種類は三種類。ショートが1万5000円〜1万8000円ダブルで2万8000円〜3万円。一泊しての泊りでも4万円前後である。この料金の〜=クニャクニャは交渉の仕方によるもの。

店のスタッフ氏によると「次回からは宿は取らないで来てくださいよ。そして泊まりにすれば駅までお迎えに行きますし、その上キッチリ割引もしますから」と店の名刺を渡してくれる。記者などは、この頂いた名刺を後生大事に20年以上も持ち続け年に三回は使うようにしている。本当かいな!

最後に、この一発屋を探すには宿の仲居、タクシーの運転手、それにポン引き氏と、情報源は街に溢れている。ただ中にはこちらの足元を見て多分にリベートを取ろうとする不逞の輩もいるので気を付けませう。

それにつけても北陸路フーゾク盛り沢山の、素敵な街道なのである。

<<湯村温泉(山梨県)  |  芦原温泉(福井県)  | 雄琴温泉(滋賀県)>>  

上へ

トップページへ

8/16
風俗業界で起業したいと思っています...
7/13
コロナで暇。有効な時間活用法を教えてほ...
6/8
コロナの影響からか、自分が経営している...
5/11
店の宣伝にSNSが有効だって話をよく聞く...
4/13
ポストコロナ、アフターコロナに当たり...
3/9
ヤバいNG客が多く嬢たちからクレームが...
2/9
コロナの影響で、自分が経営している...
1/12
ここ数年、メンズエステ店が増えて...
12/9
コロナで、経営を続ける気が失せて...
11/10
ライブチャット代理店というのを...
10/14
コロナで大打撃の風俗ですが、これ...
9/8
最近、コロナの影響なのか、足下を...
代理店募集
小説コラム漫画家さん大募集

4コマ・裏風俗

風俗店のホームページや求人原稿を代筆
風俗侍ももえが斬る4コマ漫画