フランチャイズに加盟しようかと考えていますが、デメリットはありますか？ | 風俗経営

読者の皆様、こんにちは。元・風俗店オーナーの茂呂見栄（もろみえ）です。
もちろん仮名ですけれど(笑)。今回はグループ店へのフランチャイズについてのご質問にお答えしますね。

■フランチャイズ化のメリットとは

ここ数年の間に、このような形式で事業を拡大しているグループ店が増えているのは確かですね。まあ、私がデリヘルを経営していた頃には、あまりポピュラーではなかったですし、私の性格上、フランチャイズ登録はしなかったでしょうけれども。 最近は、ネームバリューのあるグループ店も登場し、加盟店を募集していますからね。有名グループの傘下に入ることで、それなりにメリットは生じそうですよね。 例えば、経営ノウハウを提供してもらったり、広告もグループで一括発注してもらえますからコストを抑えることができます。

また、女性を集めるのも、大手グループならではのノウハウはもちろん、働く側の女のコも有名店だと安心するのか、けっこう集まりやすいですし定着もしやすい。もちろん、ネームバリューがあって、可愛いコが定着すれば集客も期待できます。

■金銭面での負担は大きい

しかし、当然のことながら、すでにそのエリアに登録店舗があった場合、重ねて登録することは難しいです。まあ、人妻店と若いコ専門、みたいに多少コンセプトが違っていれば別ですけれども、そんな制約があるのは確かです。 一見、フランチャイズ化って魅力的な条件が揃っているようですが、当然のことながらデメリットもいくつか存在します。

加盟金を含めた初期投資や運転費用のねん出は、当然、実際に店舗を運営する側の負担となります。なかには、初期費用を貸し付けてくれるケースもありますが、あえて言わなくてもお分かりのように、金利も高いですし、あまりおススメできるものではありません。さらに、研修費やロイヤリティーも発生し、せっかく売上げを上げても、思った以上に手元に残らない？ってこともあります。

■契約内容をしっかり確認すること

また、本部はそれほど加盟店の面倒を見てくれるわけではありませんから、最終的に本部が何とかしてくれるだろうという“人頼み”の姿勢では生き残ってはいけません。 結局は自力で頑張らなくてはならないわけで、本部に支払う金額と売り上げのバランスを考えたときに、最終的に私は個人経営でいこうとの判断をくだしたわけです。

とにかく、いえることは、ロイヤリティやサポート条件など、契約内容をしっかり確認するべきということ。素人では難しい面もありますから、業界事情に精通している税理士や行政書士などの専門家に相談してみた方が良いでしょう。