デリヘルでの出勤管理 | 風俗経営

どうもどうも。お久しぶりです。佐藤フランクです。近ごろすっかり夏めいた日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしですか。季節の変わり目は体調も崩しやすくなりますので、ご自愛くださいませ。

■女の子が風俗の仕事を選ぶ理由は？

さてさて、今回のテーマは「デリヘルでの出勤管理」ですな。基本的にデリヘルでは、女性が出勤スケジュールを決める「自由出勤制」のお店がほとんどですよね。とはいえ、申告どおりに出勤してくれない、しかも突然の無断欠勤では経営サイドとしては管理できない。頭を抱えてしまいますよね。
クビにしたい！ってイライラしたこともあるでしょう。それは分からないでもありません。
しかし、こう言っては何ですが、“一般的なお仕事”と違って、多くの女性は風俗で働くメリットのひとつに、「融通が利く」「気軽さ」なんていうのを挙げています。
シングルマザーで子育てをしながらであったり、昼間はOLとして普通に働きながらであったり。もっとシビアな例としては、親の介護や、身内に体の不自由な人がいたり、自分自身が体調が悪くなりやすい持病があるなど、やむを得ない理由から風俗で働いている女性もいます。 要するに普通の職場ではなかなか雇ってもらえないような女性が、困ったときの駆け込み寺として風俗で働く例も少なくないのです。

■まずは穴の開かない体制作りを！

そういった“困っている”女性に対して、当日欠勤を責めたりするのは少し酷かと思います。
女の子たちの間で“働きやすい”と評判の風俗店ほど、「当日欠勤のペナルティは一切ありません」とうたっていたり、「当日に急に休まれると困るんだよねぇ」と女の子にイヤミを言うようなことはないとしています。 そういう、在籍女性の“働きやすさ”に重点を置いて経営しているお店ほど多くの女の子が集まり、定着していく可能性があります。
つまり、当日欠勤されてもラインナップに影響がないように、たくさんの女性を採用して層を厚くすればいい。数人の女の子が突然飛んでも他の女の子がいるならば、何ら問題がないということです。店舗型風俗店 では部屋の数などの問題もありますが、デリヘルならば可能です。
すでに予約が入ってしまっている場合は最悪の状態ですが、それでも、代わりにおすすめできる女性がいるのならば、お客さんを待たせることや仕方なくキャンセルになってしまうなどのリスクはある程度回避できます。

■時には耐えることも必要では？

もちろん、「今日はなんとなく働きたくない」「友達と遊ぶ約束ができた」みたいに、ちゃんとした欠勤理由のない、いわゆる“ずる休み”が多い女の子もいるでしょう。
いつ来るんだか分からない子もいますし、そんな子を雇っていると、ちゃんと真面目に出勤している子が不満に思うのじゃないかと心配にもなります。
でも、これは私の個人的な意見ではありますが、真面目に出勤しても稼げない子より、たまにふらっとやってきてガッツリ稼いでくれる子の方がお店にとってはよっぽどありがたい存在じゃないのでしょうか。
まずは、当日欠勤されてもイタくない体制作りと女性に対するおおらかな心を持つこと。経営上、時には耐えることも必要です。いろんな個性が集まるお店作りを意識してみてはいかがでしょうか？

■そして、時にはきっちり叱る

ただし、どれだけ稼ぐ女の子であっても、経営していく上でマイナスになってしまうと判断した場合には、叱ることも必要でしょう。
私が以前取材したことのある風俗店では、すでにお客さんがホテルに入っている状態で女の子が音信不通になってしまったことがあるそうです。タクシーに乗るまでは連絡が取れていたのに…。いくら人気嬢だとしても、これではいずれお客さんは離れていってしまいます。

要はバランスだと思います。時には寛容に、締めるところは締める。女の子にもお店にも、そしてお客さんにもプラスになるように管理・コントロールしていくことが重要です。
なんて偉そうなことをいいましたが、今日はこの辺で。