男性スタッフを採用する際の注意すべきポイントは？｜風俗経営お悩み相談

ナイトビジネスのコンサルを生業としているゆうこです。暑い日が続きますね。薄着になると体型が気になる…。食べ過ぎ飲みすぎ注意ですね。

■雇用したスタッフの言動をチェック

さて、今回は男性スタッフ雇用に関するお悩み。どうしても、オーナー一人ではお店を回すことはできませんし、規模を拡大していくためにも、男性スタッフの雇用は必須。でも、従業員を雇うということは、間違いなくリスクも発生するということを自覚しておいたほうが良いです。
こういっては元も子もありませんが、わずかな面接時間で相手の人間性を掌握するのは難しいですし、正直言って、良いスタッフと出会えるかどうかは運しだい。
ですので、風俗に限らず多くの店舗において、少なくともコアなスタッフに関して、昔からの知人や友人、身内で固める傾向があるのも納得です。

とはいえ、身近に頼れる人がいて、しかも風俗の仕事に対して理解あるかどうかといったら、なかなか確率は低いですよね。一般公募を行い、最初は雇ったばかりのスタッフに注意を払いながら、言動をチェックしておいたほうが良いでしょう。

■もっともまずいのは不公平であること

一体、男性スタッフのどういった行動についてチェックすればよいのか。風俗ビジネスにおいて、もっとも重要な仕事といえば、集客と女性の管理であることは理解されていると思いますが、男性スタッフは主に後者、女性管理において重要な役割を担っています。
すなわち、問題が生じるとしたら女性との間のトラブルであることは間違いありません。
私は、極端に嫌われるか、それとも極端に好かれるか、そのどちらのタイプも問題を起こしやすいと思っています。
例えば、女性から好かれすぎると、「あの子だけえこひいきしている」など嫉妬が生じる可能性があるし、逆に嫌われていれば、女性の不満が募るばかり。

やっぱり、不公平な扱いを受けると、女性は敏感に反応するものですよ。気に入った女の子や、自分になついてくる子とばかり話しているスタッフはいませんか。特定の子とばかり仲良くしているスタッフは、それ以外の女性との繋がりが薄くなり、関係を維持できなくなる可能性があります。
普段は送迎に行きたがらないのに、特定の女性の時だけ送迎したがったり、あるいは自分のお気に入りの女性にだけ誕生日プレゼントを買ってあげたり。一緒になって、ほかの女の子の悪口を言ったり。もしかしたら、女性の心を開いて仲良くして、スタッフとして円滑な人間関係を築きたいと思っているかもしれませんが、はっきりいって逆効果。
面白くないとやめていく女性が続出し、お店が維持できなくなる可能性だってあるのです。

■経営者として毅然とした態度で注意する

多くの場合、これらの行動が無意識のうちに行わてしまうからやっかいですよね。最近は、“コミュニケーションロス”というか、人との付き合い方や距離感がうまく理解できない若者も増えていると聞きます。

特に性欲や色恋を刺激するビジネスですから、男性ならば女性からモテたいという気持ちが自然に生まれてしまうのでしょう。その気持ちが暴走して、自分の言動をコントロールできなくなるというケースも多々あります。
ここは、ちょっとした言動も見逃さずに、経営者として毅然とした態度で注意する、あるいはお仕事をご遠慮いただくようにしたいものです。
これは私の持論ですが、まったく色恋の対象にならない男性スタッフを雇用すると安心です。しかも、普通に気遣いができる、常識的な男性を見つけてくればお店も安泰といったところでしょう。

最近では、年配のサラリーマンがリストラされて、新しい仕事を見つけるのに困っているという話もあります。そんな、優しく厳しいお父さんのような大人の男性をスタッフとして迎えるのも良いかもしれません。