風俗の物件探しと開業 – デリヘル業者の入居を許可する大家さんのホンネ

飲食店や物販店と同じく、店舗型風俗店も派遣型風俗店も、店舗や事務所として出店するには、テナントビルやマンションのオーナーである大家さんの許可(使用承諾書)が必要です。しかし風俗店に事務所やマンションを貸し出す大家さんは、まだまだ少数。事務所のみで営業できる派遣型風俗のデリヘルも、許可を取るには時間や労力がかかります。

当サイトには風俗許可物件が揃っています。当サイトに掲載している物件の大家さんは、どんな理由で風俗店の入居を許可しているのでしょうか?都内で不動産会社に勤務するAさんに、風俗の使用承諾書を出してくれる物件のオーナーさんについて聞いていました。風俗の使用承諾書を出してくれる、物件オーナーのホンネを探ってみましょう。

≪回答:都内の某不動産会社に勤務するAさん≫

 眠った物件を有効的に活かし、家賃収入を獲得したい

風俗店に物件を貸してくれる大家さんがいます。その理由は?

空き家続きで管理費だけがかさむ、いわゆる眠った物件は、大家さんにとって金銭的に大きな痛手。例えば月5万円で貸しているマンション物件の場合、3ヶ月で15万円、半年で30万円の損失です。

事務所一室で経営できる派遣型風俗のデリヘルの場合、賑やかな繁華街近くの物件は、一般的に近隣住民への影響も少ないのが特徴。「空き家にしておくにはもったいない」「一刻も早く誰か入居して欲しい」と願う大家さんが、使用承諾書を出すわけです。

逆に貸すのを渋る大家さんがいます。その理由は?

大家さんが懸念するのは主に、

1:大勢の女性が出入りする場合、風紀上好ましくない

2:夜中に人の出入りが激しくて、うるさくないか?

3:夜中も営業する場合、電話の声はうるさくないか?

以上の3つ。特にマンションの一室を事務所として使用したい場合、ご近所迷惑となりうる1~3がネックになって許可が出ない場合が多いです。

大家さんが風俗店として使用承諾書を出してくれる物件の特徴は?

マンションの一室を事務所として貸し出したマンションタイプの場合、日当たりが悪い、間取りが悪くて生活しづらい、繁華街が近くて騒がしい、駅から遠いなど。つまり住居として使用するには、あまり適していない物件です。デリヘルの場合、女の子の送迎に車を使うことが多いため、「駅から多少遠くても問題ない」という人が多いようです。

ビルの一室などテナントタイプの場合、風俗とはカラーの異なる業種が入居していることが多いですね。

風俗許可物件のポイントは、時間と労力が省けること

風俗物件は通常物件に比べ、家賃は上乗せされているのですか?

ケースバイケースです。風俗の許可物件は少ないですから、大家さんによっては「風俗での使用を許可した特別価格」として、通常よりも敷金を2ヶ月分上乗せしたり、1ヶ月の家賃を通常よりやや上乗せする人もいます。

風俗許可物件は相場より多少高くても、すぐにデリヘル開業希望者が見つかります。空き室で悩んでいる大家さんには、「“売り手市場”の風俗許可物件として、お部屋を紹介してみるのもおすすめですよ」とお話しすることもあります。

大家さん許可済みの物件を借りるメリットは?

時間と労力が省かれることでしょう。街の不動産屋さんに行って風俗を開業できる物件を探そうと思っても、そう簡単には見つかりません。また、貸してくれそうな物件が見つかっても、大家さんによっては交渉など使用承諾書所得までに時間がかかります。

また、船橋市、町田市、川崎市などの地域は、行政や所轄の警察が、市内にある物件の大家さんや不動産会社などに対して、「できればデリヘルなどの風俗店に物件を貸さないでください」とモーションをかけています。そのようなエリアで風俗許可物件を探すのは至難の業。

風俗の許可物件を探すには、自らの足を使って好きなエリアをリサーチするのも、風俗物件紹介サイトを利用するのがスムーズだと思います。

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