最近、「パパ活」「ギャラ飲み」などに男性客を持っていかれている感があるのですが…対抗策はあるのでしょうか。 | 風俗経営

■今後も外国人客の増加が予想される

皆さま、こんにちは。経営コンサル＠葛飾ぽんずでございます。

最近、私ばかりが登場しているとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、今回のテーマにつきましては、かなり思うところがあるので出張ってまいりました。他の相談者ファンの方がいらっしゃったとしたら、申し訳ございません。

■「パパ活」「ギャラ飲み」とは？

さて、本題。「パパ活」「ギャラ飲み」など、いわゆるアプリを使ったマッチングサービスの台頭は、何も風俗の世界だけに始まったことではありません。要するに、少し前に問題になった民泊とか、ライドシェアと同じ構造なんですね。

家や車を貸したい人とお客さんをアプリによって直接つなぐ、すなわちその間にサービスを提供するプロを挟まない分、安く上がります。民泊でいえばちゃんとしたホテルや旅館より安い、ライドシェアでいえばタクシーより安い。だから利用者はそっちを利用しちゃって、従来の旅館やタクシー会社は困ってしまう。

「パパ活」「ギャラ飲み」は男性からお金をもらって一緒に飲みに行ったりデートをしたい素人女性と男性客をアプリで直接つないでいて、プロの嬢ではない素人の女の子とデートができるし、もしかしたらエッチなことができるかもという期待を持たせている、しかもデリヘルより安く上がるという点に人気が集まっています。

■突きつけられた二つの課題

このマッチングサービスの台頭については、風俗店の経営に対して二つの側面から課題を突き付けています。

ひとつは、アルバイト嬢が持っていかれている問題。お小遣いが欲しいと考える素人の可愛く若い子は、アプリに登録するだけで手軽に稼げますから、風俗バイトに興味すら持たないでしょう。

そしてもうひとつは、もうお分かりのように、こういったライトサービスを好む男性客を持って行ってしまった問題も顕著です。下手をすれば、素人キャバクラなんかに大きな打撃を与えることになるでしょう。

これは時代の流れです。テクノロジーが進化して便利でお得なサービスが登場すれば、既存のサービスの脅威になるのは、資本主義経済の中では仕方がないことです。

■対策はあるのか？

では、このまま手をこまねいて待っているしかないのでしょうか？ 私はそうは思いません。対抗馬が登場した時こそ、力をつけるチャンスだと思います。ここはあえて素人と一線を画し、プロの意地の見せ所でしょう。

例えば、民泊と旅館を比べてみてください。なんでもセルフサービスの民泊より、しっかりとしたサービスを提供してくれるホテルを好む層は確実にいます。素人が運転する車に相乗りするライドシェアより、やっぱり安全・確実なタクシーを選ぶ人はいます。

キーワードは「安全」「確実」「高品質」です。今一度、ご自身のお店のサービスを見直して品質にこだわり、それをホームページ上でしっかりうたってみてください。嬢に対しても、ちゃんと店で働くほうが安全だし、確実に稼げる根拠を示してください。

対抗馬の弱点を逆手にとって、そこを強みにするのが良いかと思っています。けっして時代の流れになんか負けてはいけません。頑張ってください。