現状の店舗運営に行き詰まりを感じています。打開策ってあるのでしょうか？......| 風俗経営

■資金力があるところが成功している

経営コンサル＠葛飾ぽんずです。

今回のテーマは重たいですね。“行き詰まり”を感じているのは何も、風俗業界に限ったことではありません。飲食店をはじめとする小売店も難しい局面にありますよね。人気があるお店と、そうでないお店の格差が開いていますが、それって結局、資金力の差なんですよね。
なんとなく世の中の景況感みたいなものが見えづらくなって財布のひもが固くなってとか、人口も減少しているし、外食以外にもおいしいものや楽しいことがたくさんあってとか、外食に使う予算も減るし人数も減る。お客様の絶対数が減るから、そりゃ取り合いになりますよ。

資金があれば店の内装もゴージャスにして良い食材を買って良いシェフを採用して話題を作ったうえで、ガンガン広告費かけて集客ができます。しかし個人が経営する店では難しいですよね。一見、個人店に見えるけれど、実は裏でチェーン店としてつながっている店が増えているのもそういう理由からです。いわゆる 数がまとまる ことによるスケールメリットを発揮して、数少ない客をうばってこれるから成立しているんです。キャバクラとかも熾烈ですよ。飲食店の状況に加えて、資金力がないと良いキャスト＝女の子を集めることができませんから。どんどんチェーン店が太っていく図式になっているんですね。

■資金力がなければ知恵を使えばよい

さて、風俗の世界はどうでしょう。格安店も増えていますが、あまり儲かっているって話は聞きません。超高級店も苦戦しているようです。だって、世間の男性はそんなにお金を持っていませんもの。周囲を見てください。チェーン店とかフランチャイズが増えているでしょう？　みんなで集まって、資金を確保してキャストを増やして、安定経営…みたいな。

相談者のお店はどうですか？　１店舗で勝負している？　小規模の店舗だったら 小規模なりの戦い方 があります。資金力がなければ知恵を使えばよい。今は、逆に小規模の組織にとってはチャンスかもしれません。

だって、ライバル店が少なくなっているし、みんな集客に苦戦しているから、 女の子を維持できない。 すなわち、業界の景気が悪い時ほど、良い女の子が余っているのですよ。ポジティブに考えれば、店の女の子のレベルの底上げができるチャンスですよね。女の子の質が上がれば、当然、お客様だってついてきます。

■「ブルーオーシャン」を求めればよい

あるいは、あまりライバルが多くない地域に店舗を出してみるとか、他の店が やっていないジャンル にチャレンジするとか、経済用語でいうライバルや既存サービスがあふれている「レッドオーシャン」ではなく、「ブルーオーシャン」を求めればよいのです。

“ 風俗サービスなんてもう、出尽くしている ”なんて思っちゃいけません。今、世の中の男性は何を求めているのか？　どんなサービスが喜ばれているか？　風俗に限らず、他の業界のヒット商品やサービスに目を向けて、その 売れた要因を分析 して取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。僕もいくつかアイデアがあります。コンサルタントが必要ならお申し付けください。とにかくこんな時代だから、頭を使ってうまく泳いでいったほうが良いって話です。頑張って乗り切っていきましょう！