多店舗展開している風俗店があります。私も挑戦しようかと思うのですが、どう思いますか。成功するコツなど教えてください。 | 風俗経営

皆様、こんにちは。経営コンサル、葛飾ぽんずです。
今回のテーマは、やっぱり私が回答すべきであろうと、またまた順番を無視して出張ってきました。

■多店舗展開は本当に正解か？

さて、多店舗展開が有利か否かというお題ですが、
経済学の教科書的にいえば、一店舗でじっくりコツコツ経営するより、
たくさんの店舗を構えて一気に攻めたほうがメリットがあると定義されます。
確かに、チェーン化すれば、大量仕入れによって原価は下がりますし、
地域を限定することなく、多様なお客様に一気にアプローチができます。
しかし、本当にそうなのでしょうか？
日本で好評を博していた「いきなり！　ステーキ」が米ニューヨークで急激に出店を進めた結果、
かなり悪戦苦闘しているとの報道がありました。
コンビニやファミレス、ファストフードチェーンの中には、
多店舗展開が過熱しすぎて衰退する例も少なくはありません。
結局、新店舗を作りすぎたために企業としての体力が落ちてしまったのでしょう。
かなりの数の店舗が閉鎖に追いやられる…なんていうケースも多々見られていました。

■新しい多店舗展開のカタチ

経営コンサルの立場からいえば、
もちろん、けっして多店舗展開が不正解というつもりはありません。
ただ、やみくもに手を広がるのはいかがなものか？とお伝えしたいのです。
最近の飲食店でよくある例ですが、例えば同じタイプの店をコピーのように増やすのではなく、
同じ企業母体でありながら、個性的な店を増やして成功している例があります。
一括仕入れなどスケールメリットはあるので利益も出しやすいし、グループ店舗内でお客さんを共有できるというメリットもあります。
例えば、ステーキ店と和食の店とダイニングバーを保有していれば、
シーンによって使い分けができると提案し誘導すれば良いのですから。
この考え方を風俗店に置き換えてみましょう。
相談者が運営しているのは無店舗型のデリヘルですから、
母体や在籍する女の子は一緒でも、コンセプトを少しずつ変えたホームページ上の店舗を複数用意すれば、
それなりにグループ感を打ち出すことはできます。
複数の店舗を持つチェーンに対して、お客さんはどのような印象を持つと思いますか？
経営の基盤がしっかりしていて、安心して遊べるのでは？
と思いますよね。それは働く女の子にとっても一緒。
安心して出勤できると思うでしょう。
そういった、外見的なメリットは確実の生じると思います。

■チャレンジする価値はある

人妻店、OL店、イメヘル系など、コンセプトの違った店を用意して、
あらゆる趣味を持つ男性を広くカバーして囲い込むことは、良い戦略になると思いますが、
共通する女のコを使って、店舗ごとにどのように差異をつけて見せていくかということです。
男性客もバカではないですから、違う店なのに同じ女の子がきたら、あれ？　と思うはず。
逆に面白がる男性もいるかもしれません。
例えば、人妻系のお店で仲良くなった女の子とイメヘルで遊べる…というのもアリという人もいます。
顧客の管理と女の子のオペレートは厄介かもしれませんが、
チャレンジしない手はないのではないのでしょうか。頑張ってください。