男性スタッフの扱いに困っています。マネジメント？の秘訣を教えてください。 | 風俗経営

みなさま、こんにちは。経営コンサル＠葛飾ぽんずです。今日のネタはナイスですね。ようやく私も経営コンサルらしい助言ができそうで（笑）、大変うれしく思っています。

■女性と対等な立場でマネジメントする

さて、相談者の方もすでにお気づきの通り、円滑な店舗運営のためには男性スタッフの役割は非常に重要です。
もちろん、実際にお金を生み出すのは接客の最前線に立つ女の子であることは間違いないのですが、彼女たちのモチベーションを高め、店内で発生する様々なトラブルや課題などといったマイナス要素を排除。
売り上げや利益を生む体質をつくっていくためには欠かせない存在です。

そのように、いわゆる“女性をマネジメントする”のが男性スタッフの役割ではあるのですが、ここで勘違いしてはいけないのはマネージャー＝女性の管理者＝上司ではないということ。
かといって彼女たちの付き人やお世話係でもない。あくまで対等な立場として、それぞれの役割を全うしようという意識づくりが大切です。

一般企業に置き換えてみればわかりやすいかもしれません。例えば、販売スタッフや営業スタッフを支える総務や経理、営業統括などの管理スタッフは、あくまで対等な立場としてバランスを取っています。
まずは、この根本的な仕組みを全員が理解することが重要かと思います。

■男のプライドをくすぐる役割委譲

これは風俗の世界に限ったことではないのですが、自分の役割を正しく理解しプロ意識を持って仕事に取り組む風土をつくり正当に評価して、それに見合った報酬を用意するというのがオーナーの仕事だと思うのですね。
ですから、男性のスタッフにも役割や目標を与え、小さくてもいいから「管理部」的な組織を作ってリーダーを置いき、目標達成に応じてインセンティブを与える。

例えば、女性を欠勤させないという目標を設定し、それを達成したら昇進・昇給させたり、あるいは男性客とのトラブル解決に長けているのであれば、それをしっかり認めて役職と昇給を与えるのも良いでしょう。

とにかく、男のプライドをくすぐってやることです。役割を自覚し認めてもらえれば、しっかり仕事に取り組むし、役職を与えて「お前に任せた」といってやれば、力を発揮する子もいます。
まあ、適材適所っていうのはあるので、ちゃんと適性は見てあげたほうが良いですけれど…。

■期待し過ぎずに任せるというバランス

もちろん過度な期待も禁物ですし、彼らは経営者ではなくあくまで雇われている人なので、自分と同じレベルの頑張りを求めてはいけません。
自分の配下で頑張ってくれる、忠実な番頭さんみたいな存在を作ればいいのです。

筋の良い番頭さん候補を見つけたらかわいがってください。ちゃんと幹部扱いして、おだててやる気にさせて「共に店を大きくしていこう」と声をかけてあげてください。

経営者には任せる勇気が必要だと自覚して、スタッフを本気で育成してみてはいかがでしょうか。きっとオーナー自身が楽になりますよ。