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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:ゆうこ女史
最近、梅毒が流行っていると聞きますが、風俗の営業に影響はないのでしょうか。正直心配です…。
(千葉県某市でデリヘルを運営する38歳のオーナーさん)
ナイトビジネスのコンサルを生業としている、経営アドバイザーの「ゆうこ」です。
質問者のご指摘通り、最近、20代女性を中心に梅毒患者が急激に増えているようですね。
国立感染症研究所のデータによると、2010年からわずか5年の間に、10倍もの数になっているのだとか。このように梅毒は、身近な病気になりつつあります。
そもそも梅毒という病気は、1970年代に猛威を振るった性感染症。
抗生物質が普及したり、性教育が浸透したことで、“治る病気”のひとつとして認識されるようになりました。
最近はクラミジアとかHIVとかヘルペスの患者が増えているため、すっかり昔の病気というイメージが定着していましたね。
この梅毒、けっこう厄介な病気です。感染ルートはもちろん、性行為。
感染力が強いため、キスやオーラルセックス、あるいは唾液や体液が付着したものが傷口に触れただけで感染してしまう…、なんてケースも多いようです。
潜伏期間が長いので、自覚のないまま症状が進むこともあるようで、1〜2ヶ月を経てから皮膚や粘膜に発疹。やがてリンパ節が腫れあがり、発熱や倦怠感を伴うことも。
放置していると死に至る可能性もあるといいますから、本当に恐ろしい病気です。
実はこの梅毒、今、中国でものすごく流行っているようで、中国人観光客が日本の風俗を利用したことで、国内でも一気に感染が広がったといわれています。
梅毒は50〜60代の男性にもキャリアが多く、特に風俗遊びが好きな人は要注意。
この世代の多くの男性は、自覚症状がないことが多いのも特徴。
現在の風俗業界がメインターゲットとする層と、ばっちりヒットしているから困ってしまいますよね。
50〜60代の男性客を避けていたら、商売あがったりですから。
じゃあ、どうやって乗り切るか?ということになりますが…。まずは、ばっちり対策しましょう!
勤務している女性にしっかり教育をして、梅毒の恐ろしさを伝え、プレイ中のスキン着用を徹底。
また、定期的に検査を受けてもらって、証明書を提出してもらうこと。中国人観光客など、梅毒の恐れのある男性客については、プレイ前後の消毒を徹底するなどなど、考えられるすべての手を打っておくことが必須でしょうね。
ただ対策を講じるだけで、費用をかけっぱなしでは経営的に問題があります。
そこで、“しっかり対策を講じているから安心だ”ということを、男性客へ全面的にアピールしてみましょう。
ピンチをチャンスに転じてみるのも良いでしょうね。
たとえば、「出会い系で素人女性を相手にするよりも、徹底管理された風俗の方が安心ですよ」と宣伝してみるとか。
ホームページにも「このような対策を講じているので安心です」と明記し、検査証明書などを掲示しておけば、病気を恐れている男性客のハートをつかむことができます。
風俗を我慢できない男性はたくさんいますから、安心安全を打ち出すことで、保守的な男性客をがっちり囲い込むことができるはずです。
どうか頑張ってください!ゆうこも応援しています。
足元を固めておけば、たとえ逆境に置かれても、
チャンスを見出すことができる。
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