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悩める貴方の疑問に対して、あくまで“風俗的観点”からではなく“経営学的視点”にてしっかりご回答するこのコーナー。今回寄せられたお悩みとは…?
本日のお悩み
回答者:ゆうこ女史
お店のホームページをリニューアルしようかと思っています。やっぱりコンセプトとか考えたほうがいいですかね?
(千葉でデリヘルを運営する38歳のオーナーさん)
ナイトビジネスのコンサルを生業としているゆうこです。すばらしい着眼点ですね。ホームページで集客するのは、いまどき当たり前になっていますから。やっぱりスマホの普及は大きいです。パソコンと違って、こっそり見ることができますから。
一昔前は、風俗店のターゲットとなる中年男性のITリテラシーが低くかったので、まあ、お店のHPをとりあえず作っておけばOKみたいな風潮があったのは確か。でも、最近の利用客は風俗店のみならず、ネットやスマホを使って情報収集やネットショッピングを楽しんでいますから、ちゃんとしたWEBサイトに見慣れています。
何となく、ダサかったり、適当に作ったようなサイトを見ると、“いかがわしさ”しか感じなくなっています。
しっかりしたHPをつくるために大切なのはコンセプトです。サイトづくりにお金をかければいいというものではありません。これはお店を作る上でも同じですよね。人妻店なのか素人の若い子専門なのか、一目見て“こういう店”だということがわかりやすく表現されていることが重要なのです。
まずはご自身のお店を見つめ直してください。なにがウリですか?お客さんから、どういった点が支持されていますか?価格ですか?サービス内容ですか?女の子のクオリティですか?
たとえば、バラエティ豊かなラインナップが特徴なのに、顔出しできる女の子の写真が少なかったり、女の子の特徴が記載されていなかったり…。あるいは清純な子が多いとうたっておきながら、妖艶な女性の写真が多かったり…。
コンセプトをカタチにしたのが店の特徴になるのですから、そこに相違点があったらお客様は混乱します。まずは、そういった観点から掲載内容を精査し、統一を図ってみてください。それだけで、ずいぶんわかりやすいHPになるはずです。
また注意が必要なのが、あくまでユーザーの視点に立つこと。オーナーの自己満足のためではなく、客層に合わせるべきでしょう。
たとえば30代の若いオーナーさんが好むのは、デザイン重視でスタイリッシュなもの。でも客層が50代以上だったら、それは受け入れられないですよね。シンプルでわかりやすい、おじさん好みの女の子の写真がたくさんあったほうがいいです。おしゃれな写真よりも、生々しくて身近な感じの写真が良いでしょう。
ユーザーの特性を理解することは、非常に重要です。デザインのセンスよりも顧客を知り、どうアプローチすべきかを判断するマーケティング力が必要です。あんまりお金をかける必要はありません。シンプルでわかりやすいということがポイントです。
これは女の子向けの求人サイトも一緒。最近は、男性客向けのサイトの中に求人ページをもうけるケースが増えていますが、これも無理におしゃれにする必要はありません。彼女たちは男性向けのページを見ることもあるし、その逆もあり得ます。
一貫したコンセプトを明確にさえしておけば、どのページを見られても問題ありません。まずは、そんなところから始めてみてはいかがでしょうか。がんばってください。ゆうこでした!
自分らしさを表現するのでなく
相手のニーズを反映させる
それがHPづくりの極意
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